はじめに
私は50年以上、染色作家として活動してまいりました。 子供たちも成長し、今は孫と過ごす時間を楽しみながら、あらためて「龍」を描く日々を送っています。
龍は、古来より天と地をつなぐ存在。 私にとって龍は、人生そのものの象徴でもあります。 織物用のシルクに墨で描く技法は、長年の染色制作の経験から生まれたものです。 にじみ、かすれ、絹の光沢――それらが偶然ではなく、必然として一体になる瞬間を大切にしています。
デザインはすべて、ひらめきと想像から生まれます。 誰かの真似ではなく、私の中から湧き上がる龍だけを描いています。
この第二の人生では、 見る方の心に力を灯す龍を届けたいと思っています。 どうぞ、ご縁がありましたらご高覧ください。







