日本画にて荘厳な十一面観音を描きました。

日本画 十一面観音

 滋賀県高月町の渡岸寺に、国宝十一面観音がまつられています。その昔、天平8年聖武天皇は除災祈祷を僧泰澄に命じました。泰澄は勅令によって、祈願込めてこの像を刻んだとされています。いつの日か訪れた時、その豊かな顔容、そして腰をわずかひねるかのような姿態に魅せられ、絵筆をとるに至りました。

103×73

優しい顔容の十一面観音です。

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